新文明創造プロジェクト

⑤認める

 

・一人だけでは変えられないが、一人から変わることを認める

 

社会は皆で作り上げているモノです。

 

一人でその社会すべてを変えること、解決することはほぼ不可能ですが、

全ての問題は、世界の問題とも関わり合い、一人ひとりと連動しています。

 

そのため、問題を解決するためには、

皆の意志と選択が不可欠だという事を「認める」ということが重要なカギとなります。

 

それは、解決そのモノが不可能だという事を示しているわけではありません。

 

また、一人では何もできないということでもなく、無力を意味するモノではありません。

 

一人からでもできることがあり、 それを行う事が大切なのです。

 

一人で出来ること、複数人で出来ること、 ○○が出来て成せることなど、

状況に応じて今ここからできることを把握し、実行していくことが肝要となります。

 

自分一人ではできない場合には、それが自分一人ではできないことを認めた上で、

他の人達と相談し、助けや協力を求めることも重要です。

 

認めることは強さです。

また、助けを求めることは弱さではありません。

意地を張って過度の無理はしないことです。

 

人は個々の力を補い合うことでパズルのように完璧に近づきます。

それぞれの不完全さを認め合い

協力し支え合う事で初めて、私たち人間という存在は心身豊かになれるのです。

 

 

 

・「正解」など無いことを認める

 

また、人生や未来、行動の選択における、

「正解」などはどこにも存在しないことを認めることが大切となります。

 

初めから存在しない「正解」を探しても、見つかるわけはないのです。

 

あるのは一人ひとりによって解の異なる「答え」だけなのです。

 

「自分軸」とも言えるでしょう。

 

「答え」は人の数だけ無数に存在し、それらの「答え」に「正解」「間違い」もないのです。

 

未来は創造するものです。

どこからか「正解」を拾ってきて、それを実行することではありません。

未来は創造できるだけなのです。

創造する未来にも「正解」などないのです。

 

ただ、「どうしたいのか?」「どう生きたいのか?」ということだけが、

その人にとっての人生創造の「軸」となるのです。

 

今与えられた道具・環境などを大いに用いて、描きたい人生を創造するのです。

人は皆、創造者であると同時に旅人です。

 

その過程を楽しむことがポイントです。

 

 

 

・「欲」を認める

 

誰にも「欲」があり、人々の「欲」を制限することはほぼ不可能であります。

 

「欲」を抑圧しようとしても、

それはストレス破壊衝動などのまた別の問題に代わるだけです。

 

むしろ、その「欲」を認めることや、

どこからその「欲」が来ているのかを観ることが大切になります。

 

 

現代社会の人々が抱えている、

「たくさんのモノが欲しい」という際限のない欲求の裏側には、

将来の不安を補いたい という不足意識、または、

他人に認めてもらいたいという承認の欲求が働いています。

 

「支配したい」という欲望の裏側には、

自分の存在、影響力を多くの人に認めてもらいたいという承認の欲求、または、

自由になりたい(行動可能な範囲を広げたい)という自由への欲求があります。

 

現代社会では、何を受け取るにも対価が求められるため、

人々は価値あるものを沢山所有することで、不足意識を軽減させようとし、

対価(おカネ)を多く持ち、おカネで人をコントロールすることによって、

自らの存在や影響力の誇示を行っているのです。

 

また、行動範囲を拡げるためにはより多くの対価を持つことが求められます。

 

こうして突き詰めていくと、

現代社会の在り方が原因となって、

「欲」を満たす手段が、「所有すること」に傾倒されている事が分かります。

 

 

新文明社会では、

『無償提供の循環』によって人々の不足意識は取り除かれます。

 

他者との交流と支え合いを経て、将来における不安などが解消されるからです。

こうして、際限のない欲求はなくなっていくのです。

 

また、無償で提供することが自己承認にもつながります。

無償提供を行う事がアイデンティティ(個性)を発揮する機会にもなり、

自分の社会に対する影響力を自覚することにつながるからです。

自尊心が培われるのです。

そのため、他人の評価や持っているモノに自分の存在価値が左右されなくなります。

 

人々の行動範囲も対価などに縛られなくなります。

 

このように、新文明社会の在り方となることで問題は解決し、

人の「欲」を否定したり、抑え込んだり、誰かをコントロールしたり、排除したりする必要がないことが分かります。

 

つまり、問題の根源は、

人間に「欲」があることではなく、社会の在り方ということなのです。

 

その「欲」の裏側を観察することが、真の解決の第一歩となります。

 

新文明社会へとシフトするにあたって、

人の「欲」を排除する必要は無いことを心に刻み、

自他の「欲」を認めることが大切だという意識を持つことが重要なカギとなるのです。

 

 

 

シェアありがとうございます♪

y[W̐擪ց