新文明創造プロジェクト

⑪人権問題

 

・「条件付きの社会」が不安や恐れを生む

 

『交換・取引』を生きる手段とした現代社会とは、

言い換えれば、「条件付きの社会」です。

 

多くの人達が、自分自身の事を、

「~~でなければ認められない」

といった、条件付きの自己承認を行ってしまっています。

 

基本的に、条件付きで自分を承認する人は、

他人に対しても条件付きで承認しようとします。

 

対価が無ければモノやサービスを受け取る事、生きる事ができない社会である様に、

何か条件を満たさなければ、尊重されず、大切にされず、認めてもらえない社会なのです。

 

これは、生きる手段が原因で生じた、対価を奪い合う競争社会だからでもあります。

 

会社・組織においても、競争に勝つために業績を上げることや、

利用できる価値を持たなければ、認めてもらえません。

 

そして人は、その条件が満たされなければ不安恐れなどの不快感を抱きます。

 

 

 

・不安や恐れを埋めるために安心感を得ようとする

 

人は、その不快感から逃れるために、必死に条件の獲得を行おうとします。

 

「人の上に立っていなければ尊重されない」という不安を抱える人は、

他人を見下し、卑下することで人より上である事を自覚し、安心感を得ようとします。

 

また、「優れていなければ大切にしてもらえない」という不安を抱える人は、

自分よりも劣っている人を蔑むことで優越性を確保し、安心感を得ようとします。

 

さらに、「強くなければ認めてもらえない」という不安を抱える人は、

弱者を貶めることで他人よりも強い事を誇示し、安心感を得ようとします。

 

同様に、「対価が無ければ生きられない」という不安を抱える人は、

弱者から対価を巻き上げることによって対価を得て、安心感を得ようとします。

 

 

 

・安心感を得る手段が、いじめや差別

 

人は、不快感から一刻も早く脱出したいと考えるため、

特に、不安恐れに基づいて行動する人は、

自らを研磨することによってではなく、

満たしたい条件と「対」の立場に居る対象を見つけて攻撃し、

他人との比較による相対的評価に基づいて、安心感に浸ろうとします。

 

これが、「いじめ問題」「身分による差別」の元となっています。

 

「尊重してもらいたい」「大切にしてもらいたい」「認めてもらいたい」という想いから、

その条件を満たすために、いじめや差別などの人権侵害が引き起こされているのです。

 

 

 

・利益の為の情報隠ぺいによる侵害

 

さらに、貧困からなる栄養失調などの病を口実に差別や強制隔離を行い、

感染率が低く、治るモノであったにも関わらず、

利益の為にその情報を隠し続け、人権侵害を行い続けたこともありました。

 

 

 

・対価の為の人身売買

 

加えて、世界では、対価(おカネ)の為に人身売買が行われています。

 

 

 

・利益と安い労働力の確保のための差別

 

また、企業の利益と安い労働力の確保の為に奴隷化人種差別などが行われ、

未だ沢山の人達が不遇な扱いを受けています。

 

 

 

・「統一意識」による差別

 

また、『分離意識』である、

全てを一つの基準に絞り、それ以外を排除する「統一意識」によっても、

「人種差別」「民族差別」が行われてきました。

 

 

 

・まとめ

 

このように、現代社会の在り方条件付きの生存社会というモノが、

条件付きでしか自他を承認できない精神と作用し、

様々な人権問題を引き起こしているのです。

 

 

 

(※新文明社会ではどうなるの? ⇒ ⑪人権の尊重 )

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