新文明創造プロジェクト

①貧しい心

 

・際限のない欲求

 

現代社会は、『交換・取引』という生き方をしているため、

モノやサービスを受け取ることに対価が求められます。

 

それは、生きること自体に対価を求められている事と同じです。

 

そして人々は、『分離意識』である、

『独立意識』『自立意識』によって、それぞれが個々にその対価を集めています。

 

また、それは将来に対する備えにおいても同じです。

 

普段から、互いに無償で助け合うことで生きるより、

他人とは専ら『取引』を通して交流しているため、

人々は、いつどうなるか分からない将来の不安恐れに対処するため、

いざという時の為に、対価またはそれに代わるモノをより多く持とうとします。

 

そうすることで、少しでも安心感を確保しようと試みるのです。

 

何かあった時、一時的に無償援助があったとしても、

対価を持っていなければ、すぐにこれまでの生活を立て直す事は非常に困難です。

 

そのために、誰もが自分や限られた範囲の家族を守るために、

対価所有物を持つことに必死になっているのです。

 

つまり、こうした将来に対する不安恐れが、

際限のない欲求へと変換されているというわけなのです。

 

そして実際は、何をどれだけ持っていても、いつまでも安心することが出来ません。

 

誰もが一人では生きていくことなどできないにもかかわらず、

何を受け取るにも、常に対価が求められる社会に生きているからです。

 

「取引」を行う事でしか支え合えない、生き残れないからこそ、

将来に対する不安恐れが大きくなっているのです。

 

いつまでも不足意識を抱えることとなり、心は満たされないままなのです。

 

 

 

・心に余裕が持てない

 

また、『交換・取引』の社会は、対価を奪い合う競争社会であり、

消費社会に依存した経済スタイルです。

 

利害関係によって争い合い、

生きるためには常に消費活動を行わなければならず、

人は常におカネを稼ぐ事、モノを持つことに追われています。

 

これが、心に余裕が持てない原因となっています。

 

過剰な消費活動が原因で引き起こされている数多の社会問題に対しても、

根本的な解決が行えず、その問題に人々の身も心も苦しめられています。

 

また、価格変動による労働負担の増加や、

強いられる企業成長や、

元々返済不可能な仕組みの上にある借金返済への強迫観念が、

人々の心を追い詰めています。

 

人生のほとんどの時間を対価(おカネ)の為に費やす事となり、

人々は心に余裕を持てなくなっているのです。

 

 

 

・心の葛藤

 

また、「教育問題」「家庭問題」によって、

人々のアイデンティティ(個性)が発揮されにくくなっており、

これが、人々の心に違和感葛藤を抱かせることに繋がっています。

 

こうした側面からも不安感に駆られている人達が居るのです。

 

 

 

・愛する人と過ごす時間がとれない

 

「労働問題」、「健康問題」、「教育問題」などによって、

「心」「体力」「時間」に余裕が持てないことや、

行動可能な範囲が所有対価量に制限されていることによって、

愛する人と過ごせる時間も充分に設けることができません。

 

そのため、人と人との間で愛情を深めあう事が難しくなり、

信頼関係を築くのも容易ではありません。

 

特に親子の関係では顕著です。

 

家族やパートナー、友人との触れ合いにも同じことが言えます。

 

学生であれば、受験戦争のために時間を奪われ、

遊ぶ時間だけでなく、休む時間さえ充分にとることが難しくなっています。

 

人と人との関わりが薄れていくことで、

孤独感不安疑心暗鬼などに苛まれることもあります。

 

多忙によって人間関係が希薄なモノとなることが、

心の貧しさにもつながっているのです。

 

 

 

(※新文明社会ではどうなの? ⇒ ①豊かな心 )

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